BIZEN(備前)中南米美術館の収蔵品の中から、代表的な作品を毎月ピックアップしてご紹介していきます。
品名:彩色橋型双注口壺 国名:ペルー 年代:ナスカ文化 紀元前後〜600年 出土地:ペルー南海岸 大きさ:高さ15.8cm×横幅13.7cm×奥行14cm 神格化される動物の一種であるパンパ猫をモチーフとして、ナスカの職人が見事にデフォルメした図柄の土器です。ナスカの土器には十数種類の色が使われましたが、その原料の多くは山岳地帯で採れた鉱物性の顔料です。底が丸く平らなところでは安定しませんが、これは逆に砂の大地に置いた際の安定性を増すために考案されたものと思われます。巨大な地上絵のみならず、こうした工芸品にもナスカの高い技術を見ることが出来ます。